【2025年12月版】家族もプライオリティパスが無料!おすすめクレジットカード徹底比較!

世界中のラウンジを利用できる「プライオリティパス」は、一般的に同伴者は有料であり、人数分の料金を支払うと高額な出費となりがちです。
しかし、特定のクレジットカードを選べば、同伴者が無料になる特典や、家族カード会員にもプライオリティパスが付帯するサービスを利用できます。
本記事では、2025年12月現在、家族や大切な人と共にラウンジを無料で利用できる、コストパフォーマンスに優れたカードを徹底解説します。
※ドル円レートは2025年12月現在の為替レートである1ドル155円を元に算出しています。
プライオリティパスとは?基本情報をおさらい
まずは、プライオリティパス(Priority Pass)とは何か、基本情報を整理します。
世界1,800か所以上の空港ラウンジにアクセス可能

プライオリティパス(Priority Pass)とは、世界148カ国、600以上の都市にある1,800か所以上の空港ラウンジやサービスを利用できる会員制プログラムです。

搭乗ゲート前の硬いベンチや混雑した待合室とは異なり、ラウンジには以下のサービスが用意されています。
- 食事・軽食: ホテルのビュッフェさながらの温かい料理、サラダ、スイーツ。
- アルコール・ドリンク: 生ビール、ワイン、ウイスキー、エスプレッソなどが飲み放題。
- リラックス環境: 高速Wi-Fi、充電電源、快適なソファ、ワークデスク。
- リフレッシュ設備: シャワールーム(タオル・アメニティ完備)、マッサージチェア。
3つの会員ランクと「同伴者料金」の壁

公式サイトから直接申し込む場合、利用頻度に応じて3つのランクがあります。
| 会員ランク | 年会費 | 利用料金(本人) | 同伴者料金 |
| スタンダード | 99米ドル | 35米ドル/回 | 35米ドル |
| スタンダード・プラス | 329米ドル | 10回無料 | 35米ドル |
| プレステージ | 469米ドル | すべて無料 | 35米ドル |
表を見てわかる通り、どのランクであっても同伴者は有料(35米ドル:約5,400円)です。
家族旅行におけるプライオリティパスラウンジを利用する際の問題点
家族旅行でラウンジを利用するためには、「家族カード」を発行する方法があります。
ただ、一般的なクレジットカードの家族カードは、発行条件が「18歳以上(高校生を除く)」とされているため、小さいお子さんのいる家庭の場合、家族カードの発行だけでは家族分のラウンジ利用がカバーできません。
- パートナー(配偶者): 家族カードを発行して解決可能。
- 小さいお子様: 「同伴者無料」の特典があるカード、もしくは同伴者料金が安いカードが必要。
- 友人・同僚・恋人: 法的な家族ではないため家族カードは不可。「同伴者無料」のカードが必要。
このように、「誰と旅行するか」によって、選ぶべきクレジットカードの条件は異なります。
プライオリティパスを家族・同伴者で利用する2つの方法
ここでは、同伴者料金を節約しながらラウンジを共有できる2つの方法を紹介します。
旅行のメンバーや利用シーンに合わせて、最適な方法を選んでください。
方法①「同伴者無料」特典があるカードを選ぶ
1つ目の方法は、同伴者1名無料の特典が付いたプライオリティパス付きクレジットカードを選ぶことです。
この特典があれば、カード会員(プライオリティパス保持者)と一緒に受付を通るだけで、もう1名が無料でラウンジに入室できます。
- 家族以外もOK:友人、恋人、同僚など、同行者との関係を問わず利用可能
- 子連れ旅行に最適:クレジットカードを作れない0〜17歳の子供も無料で入れる
- 手続き不要:事前申請なしで、当日その場で同伴者を連れて入室できる
特に小さなお子さんがいるファミリー層や、旅行のたびに同行者が変わる人には、この方法が最も柔軟でおすすめです。
方法②「家族カードにもプライオリティパスが付帯」するカードを選ぶ
2つ目の方法は、家族カードにもプライオリティパス特典が無料で付帯するクレジットカードを選ぶことです。
本会員だけでなく、家族カード会員それぞれにプライオリティパスが発行されるため、各自が独立してラウンジを利用できるようになります。
- 人数分のパスを低コストで確保:家族カードの年会費が安いカードを選べば、複数枚のプライオリティパスをお得に発行できる
- 別行動でも使える:家族カード会員が単独で旅行する際も、それぞれのパスでラウンジを利用可能
一方で、いくつかの注意点も押さえておく必要があります。
まず、ラウンジを利用できるのは家族カード会員本人に限られ、同伴者を無料で連れて入ることはできません。
また、クレジットカードの性質上、18歳未満の子供には家族カードを発行できないため、小さなお子さん用のプライオリティパスは取得できません。
さらに、家族カードを発行できる対象は原則として配偶者や親子に限られるため、友人や恋人と一緒にラウンジを利用したい場合には適していません。
これらの特徴を踏まえると、この方法は配偶者や18歳以上の子供(大学生など)と頻繁に旅行する方に最適です。
家族それぞれがプライオリティパスを持つことで、旅行のたびに同伴者料金を気にする必要がなくなり、長期的に見てコストパフォーマンスに優れた選択となるでしょう。
【2025年12月】プライオリティパスで家族や同伴者も無料で使えるクレジットカード
ここからはプライオリティパスで家族や同伴者も無料で使えるクレジットカードを解説していきます。
基本スペックの比較にとどまらず、実際の利用シーンや年会費に見合う価値など、実用性の観点から各カードの魅力を解説します。
併せてそれぞれのクレジットカードのスペックが分かる比較表も載せているのでぜひ参考にしてみてください。
| カード名 | 年会費(税込) | プライオリティパス特典 | 空港レストラン リフレッシュ施設 | 同伴者料金 |
|---|---|---|---|---|
| ダイナースクラブカード | 24,200円 | 本会員+家族カード会員が年10回まで無料 | 海外のみOK | 3,500円(税込) |
| apollostation THE PLATINUM | 22,000円 | 本会員+家族カード会員が年30回まで無料 | 国内外利用OK | 35米ドル |
| JCBプラチナ | 27,500円 | 本会員が無制限 | 海外のみOK | 2,200円(税込) |
| アメックスプラチナカード | 165,000円 | 本会員+家族カード会員が無制限 | 利用不可 | カード1名につき同伴者1名まで無料 |
| アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード | 39,600円 | 本会員+家族カード会員が年2回まで無料 | 利用不可 | 35米ドル |
| ラグジュアリーカードチタン | 55,000円 | 本会員+家族カード会員が無制限 | 国内外利用OK | 35米ドル |
| 三菱ufjカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード | 22,000円 | 本会員+家族カード会員が無制限 | 利用不可 | 35米ドル |
1. ダイナースクラブカード

ダイナースクラブカードの大きな魅力は、家族会員への待遇の手厚さにあります。
プライオリティパス相当のラウンジ特典は、本会員だけでなく家族会員も「それぞれ年間10回まで」無料で利用できます。
年に数回の海外旅行であれば十分にカバーできる回数です。
11回目以降も利用できなくなるわけではなく、1回あたり3,500円(税込)で引き続きラウンジを利用可能です。
また、同伴者と利用する場合も1回の利用につき3,500円(税込)で利用できます。
多くのプライオリティパス付きクレジットカードでは同伴者料金が35米ドル(約5,400円)に設定されていることを考えると、約2,000円もお得です。
同伴者と一緒に利用する場合や、本会員・家族カード会員が無料枠を使い切った後も、この良心的な価格設定は大きなメリットと言えるでしょう。
さらに、利用できる施設の幅広さも見逃せないポイントです。
国内では空港ラウンジの無制限利用に限られますが、海外では空港ラウンジに加えて、シャワールームやスパ、仮眠室といったリフレッシュメント施設まで利用できます。
長時間のフライト前後に体を休めたい人や、乗り継ぎ時間を快適に過ごしたい人にとって、これらの施設が使えるのは非常にありがたい特典です。

例えば、アブダビ国際空港では20分間のマッサージやTGI fridaysなどのプライオリティパス対応施設を無料で利用できます。

また、ダイナースクラブカードはダイニング特典が充実しています。
例えば、対象のレストランで所定のコース料理を2名以上で予約すると、1名分が無料になるという豪華な特典がついています。
1人2万円のフレンチコースなら、2万円がお得に。
年に2回利用すれば4万円分のお食事代が実質無料となり、これだけで年会費(24,200円)を大幅にペイできてしまいます。
アメックスカードなどで提供している同サービス(招待日和)などと比較しても掲載店舗数は300店舗前後と充実したラインナップになっています。

さらに注目すべき特典は「クラブホテルズ ステータスマッチ」です。
入会後に別途申請することで、世界中の複数のホテルプログラムのステータス会員資格を獲得できます。
中でもHoteluxのエリート会員特典が1年間付与される点は、ダイナースクラブカードの目玉特典の一つ。
Hoteluxは世界中の厳選されたラグジュアリーホテルで特別な優待が受けられるプログラムで、通常は年会費が必要ですが、ダイナースクラブカード会員なら初年度無料でエリート会員資格を獲得可能です。
この特典により、国内外の提携ホテルで以下のような優待を受けることができます。
- 客室のアップグレード(空室状況による)
- レイトチェックアウト
- ウェルカムドリンクやアメニティのプレゼント
- 朝食サービス

筆者はHoteLux経由でリッツカールトン香港に宿泊し、無料で朝食やインルームダイニングを楽しみました。
旅行先でも、出発前の空港でも、そして日常の記念日にも使い勝手が良く、「食」を大切にする家族には、プライオリティパス以上の価値を提供してくれるカードです。
| カード基本情報 | |
| カード名 | ダイナースクラブカード |
| ブランド | ダイナースクラブ |
| 年会費 | 24,200円(税込) |
| 家族カード | 1枚当たり年間5,500円(税込) |
| 入会条件 | 当社所定の基準を満たす人 |
| プライオリティパスラウンジ | ・プライオリティパス同等の国内外1,700箇所以上の空港ラウンジ・空港レストランが年間10回まで無料 ・国内の空港レストラン・リフレッシュ施設の利用不可(海外利用OK) ・家族カードも年間10回まで無料 ・11回目以降は1回の利用につき3,500円(税込) |
| 国内カードラウンジ | 本会員+家族カードが無料 |
| マイル還元率 | ・ANAマイル:1,000ポイント=1,000マイル(還元率1.0%) ・JALマイル:2,500ポイント=1,000マイル(還元率0.4%) ・その他の航空会社(ユナイテッド航空、大韓航空、キャセイパシフィック航空など): 2,000ポイント=1,000マイル(還元率0.5%) |
| 特徴 | ・利用限度額に一律制限なし ・エグゼクティブ ダイニング(会員を含む2名以上で所定のコース料理を利用すると1名分の料金が無料) ・ダイナースクラブ ホテルズ(国内外の厳選ホテル優待) ・HoteLuxのエリート会員特典が1年間付与 ・24時間コンシェルジュサービス ・トラベルデスク(旅行手配サポート) ・予約困難な人気店の予約 ・最高1億円の海外旅行保険 ・会員限定イベントへのご招待 ・ファストトラックサービス(空港での待ち時間を短縮可能なサービス) ・海外ハイヤーサービス ・ゴルファー保険 ・ショッピング保険 |
2.apollostation THE PLATINUM セゾン・アメリカン・エキスプレス®・カード

apollostation THE PLATINUMには、本会員・家族カード会員ともに年間30回までプライオリティパスを無料で利用できます。

近年改悪傾向にある国内の空港レストランやリフレッシュ施設も利用可能な点が大きな特徴です。
そのため、国際線よりも国内線に搭乗する機会の多い人にとってはメリットを享受できる1枚と言えます。
未成年の子供や恋人などと利用する場合の同伴者料金は35米ドルです。
31回目以降の利用には1回あたり35米ドルの料金が発生しますが、 一般的な旅行頻度であれば年30回の無料枠で十分対応できるでしょう。
また、apollostation THE PLATINUMはガソリンスタンド系のクレジットカードということもあり、出光興産系のガソリンスタンドでのガソリンと軽油が2円/L引き、灯油は1円/L引きになります。

さらに、カード入会から1か月間はガソリンと軽油が5円/L引き、灯油は3円/L引きになります。

また、クレジットカードでの月間ショッピング利用額によって値引き額が変動し、月間10万円以上の利用でガソリンと軽油が10円/L引きになります。(ただし、ガソリン経由は300ℓまで)
原油価格が高騰している昨今、ガソリン費用を少しでもお得にするなら持つべき1枚です。
プライオリティパス特典やガソリン代の割引特典以外にも、国内のカードラウンジが無料で入室できたり、海外旅行保険が最高1億円保障されていたりと、旅行好きには嬉しい特典も揃っています。
ただし、JAL・ANAマイルの還元率については0.6%と低い傾向にあり、マイルを貯めたい人にとってはメインカードにするにはやや不向きです。
| カード基本情報 | |
| カード名 | apollostation THE PLATINUM |
| ブランド | American Express® |
| 年会費 | 22,000円(税込) ※年間300万円以上の決済で次年度年会費無料 |
| 家族カード | 1人3,300円(税込)初年度年会費無料 ※18歳以上の社員、または本会員と生計をともにする18歳以上の家族が対象 ※家族カードの発行は最大4枚まで ※本会員が次年度年会費無料の場合、年会費無料 |
| 入会条件 | 25歳以上の安定収入のある人 ※個人事業主・経営者をはじめ、安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な人(学生、未成年を除く) |
| プライオリティパスラウンジ | ・年間30回まで無料 ・家族カード会員も年間30回まで無料 ・空港レストラン・リフレッシュ施設利用可能 ・同伴者と利用する場合は1名につき35米ドル |
| 国内カードラウンジ | 本会員が無料 |
| マイル還元率 | ・JALマイル還元率0.6%(2ポイント=1マイル) ・ANAマイル還元率0.6%(2ポイント=1マイル) |
| 特徴 | ・常にガソリン・軽油が2円/L割引、灯油が1円/L割引 (月10万円以上利用すると10円/L割引 ) ・1,000円の決済に12ポイント付与 ・国内ホテル・レストランの優待 ・オントレ entréeが無料 ・出光ETCカード年会費無料 ・出光ハウスサービス自動付帯 ・出光スーパーロードサービス ・出光美術館の入場無料(東京・門司) ・最高1億円の海外旅行保険付帯 ・年間300万円までのショッピングガード保険 ・セゾンプレミアムゴルフサービス ・24時間対応のコンシェルジュサービス ・コナミスポーツクラブが法人料金で利用可能 |
3.JCBプラチナ

JCBプラチナは、プライオリティパスのプレステージ会員が無料付帯されています。
家族カードにプライオリティパス特典が付帯されない一方で、同伴者は1名につき2,200円(税込)で利用でき、他のクレジットカードよりも安く利用することが可能です。
本記事で紹介しているプライオリティパスの中では同伴者の利用が最安値です。
国内の空港レストラン・リフレッシュ施設は利用不可ですが、海外の空港レストラン・リフレッシュ施設については引き続き利用可能。
京都駅は恐ろしい数のインバウンド外国人で溢れているけど、JCBラウンジは無人。ひとときの静寂だわ😌待ち合わせ😊 pic.twitter.com/H3DShl8sFg
— Seiko@飛行機ホテル猫。 (@seikogogo5) October 5, 2024
JCBプラチナの魅力は、プライオリティパスだけではありません。
空港ラウンジだけでなく、JCB Lounge 京都という京都駅ビル内のJCB会員専用ラウンジを無料で利用できます。
JCB Lounge 京都では、ドリンクサービスや手荷物の一時預かりサービス、Wi-Fi、雑誌・新聞の閲覧などが利用でき、京都観光の合間の休憩や、新幹線の待ち時間を快適に過ごせます。

また、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)内にあるJCBラウンジも無料で利用可能です。
USJのJCBラウンジでは、ソフトドリンクの提供や、ゆったりとした空間での休憩ができます。
さらに、JCBプラチナ会員は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの人気アトラクション「ザ・フライング・ダイナソー」に優先搭乗できる特典が用意されています。
国内テーマパークの優待が豊富なのは、国内事業者ならではといえます。

さらに、JCBプラチナ会員は、世界4,000軒以上のラグジュアリーホテルが予約できる会員制高級ホテル予約アプリ「HoteLux」の有料会員資格(通常年会費349ドル=約50,000円)を無料で利用できます。
主な特典は下記の通りです。
- 客室のアップグレード
- 朝食無料
- アーリーチェックイン
- レイトチェックアウト
- 最大200ドルのホテルクレジット
また、HoteLuxの予約に利用できる年間20,000円分のホテルクーポンも付与されます(5,000円分のクーポンを年4回、計4枚配布)。

JCBプラチナのマイル還元率は、ANAマイル・JALマイルともに0.3%と低め。
マイルを貯めることを重視する人にとっては、他のプライオリティパス付帯カードと比較してやや物足りない還元率と言えます。
ただし、JCBプラチナは国内特典が非常に充実しているため、マイル還元率よりも国内での優待を重視する人におすすめです。

2025年12月現在、JCBプラチでは、最大106,500円相当の新規入会キャンペーンを実施しています。
対象期間中に50万円決済することで、初年度年会費無料になるのは嬉しい内容です。
- 対象期間中200万円以上の決済でもれなく、東京ディズニーシーペアチケットディズニーリゾートギフトカード5,000円プレゼント
- 50万円以上のカード決済で初年度の年会費キャッシュバック(27,500円相当)
- Amazon利用で20%キャッシュバック(最大33,000円)
- Apple製品購入で10%キャッシュバック(最大20,000円)
- スマホ決済利用で20%キャッシュバック(最大3,000円)
- サブスク、デリバリー、アプリ利用で20%キャッシュバック(最大5,000円)
- 家族カードの設定で最大4,400円キャッシュバック
- 5万円以上利用で積立金額に対して17%キャッシュバック最大17,000円
| カード基本情報 | |
| カード名 | JCBプラチナ |
| ブランド | JCB |
| 年会費 | 27,500円(税込) |
| 家族カード | 1名まで無料 2人目から1名につき3,300円(税込) ※18歳以上の社員、または本会員と生計をともにする18歳以上の家族が対象。 |
| 入会条件 | 25歳以上の安定収入のある人 ※個人事業主・経営者をはじめ、安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な人(学生、未成年を除く) |
| プライオリティパスラウンジ | ・本会員にプライオリティパスのプレステージ会員付帯 ・海外の空港レストラン・リフレッシュ施設利用可能 ・同伴者1名につき2,200円(税込) |
| 国内カードラウンジ | 本会員+同伴者が無料 |
| マイル還元率 | ・ANAマイル還元率0.3% ・JALマイル還元率0.3% |
| 特徴 | ・対象レストランが2名以上利用時に1名分無料 ・JCBプレミアムステイプラン ・JCB Lounge 京都への本会員+同伴者無料アクセス ・USJ限定ラウンジへアクセス可能 ・USJ「ザ・フライング・ダイナソー」優先搭乗可 ・スマートフォンディスプレイ破損を年50,000円まで負担 ・最高1億円の海外旅行保険 ・手荷物無料宅配サービス(海外旅行時、往復でスーツケース1個を無料配送) ・年間最高500万円のショッピングガード保険 ・JCB GOLD Service Club Off(レジャー・グルメ・スポーツなどの優待) ・ダイニング30(対象レストランで30%オフ、グルメ・ベネフィットとは別) ・24時間365日対応のコンシェルジュサービス |
アメックスプラチナカード

アメックス・プラチナカードは、本会員に加えて家族カードを最大4名まで無料で発行することができます。
それぞれのカードにプライオリティ・パスのプレステージ会員が付帯され、同伴者1名まで無料で利用できるため、本会員+家族カード4名+各同伴者5名で理論上は最大10名までラウンジを無料で使うことができます。
ただし、空港レストランやリフレッシュ施設の利用は対象外です。

2025年7月16日には、羽田空港第3ターミナルに日本初となるセンチュリオンラウンジが開業しました。

ラウンジ内ではバーテンダーによるオリジナルカクテル、お鮨やステーキなどを楽しめます。
アメックスプラチナカード所有者は+2名まで同伴者無料となっているため、家族旅行の際に有効活用できます。
ラウンジ内で提供される料理や定期的に変更されており、2025年12月現在はミシェラン1つ星を獲得したこともある「赤坂 おぎ乃」監修メニューも楽しめます。

空港ラウンジの特典だけでなく、高級ホテルの優待特典も充実しているのがアメックスプラチナカードの大きな特徴です。
アメックスプラチナカードが提供している「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」経由で国内外の高級ホテルを予約すると、下記のようなVIP特典が無料付帯されます。
- 朝食2名まで無料
- 100米ドル(約15,000円相当)のホテルクレジット
- 12時のチェックイン、16時のレイトチェックアウト保証
- 客室のアップグレード保証
- ウェルカムアメニティ

また、カード更新時にはアメックストラベルオンラインで利用できる2万円分のトラベルクレジットや6万円相当の国内高級ホテルに宿泊できるフリーステイギフトを無条件で配布されるなど、旅好きの人には最適の1枚と言えます。

2025年12月現在は、最大22万円相当のポイントを獲得できる新規入会キャンペーンも実施中。
キャンペーンの概要は下記の通りです。
- ご入会後6ヶ月以内に対象加盟店で合計20万円のカードご利用で30,000ボーナスポイント
- ご入会後4ヶ月以内に合計150万円以上のカードご利用で40,000ボーナスポイント
- ご入会後8ヶ月以内に合計400万円以上のカードご利用で80,000ボーナスポイント
- 新規入会でアメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインで利用可能な30,000円割引クーポン付与
- 合計400万円のカード決済で40,000ポイント付与
合計:220,000円相当の特典を付与
対象期間中に大きな出費がある、国税への大きな納税が控えているといった方は効率的にポイントを獲得できるチャンスですので積極的に利用しましょう。
| カード基本情報 | |
| カード名 | アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード |
| ブランド | American Express® |
| 年会費 | 165,000円(税込) |
| 家族カード | 4名まで無料 ※本会員の配偶者、両親、18歳以上の子供が対象 |
| 入会条件 | 20歳以上の安定収入のある人 |
| プライオリティパスラウンジ | ・プライオリティパス プレステージ会員が無料付帯(約74,000円) ・本会員+家族カード会員+同伴者1名までプライオリティパスラウンジ無料 ・空港レストラン・リフレッシュ施設も利用不可 |
| 国内カードラウンジ | 本会員+同伴者1名無料 |
| マイル還元率 | ・JALマイル還元率0.4% ・ANAマイル還元率1.0% |
| 特徴 | ・券面が金属製 ・入会時に3万円分のトラベルクレジット付与 ・カード更新時に2万円分のトラベルクレジット付与 ・更新時にフリーステイギフト付与 ・センチュリオンラウンジへのアクセス可能 ・1泊最大500ドル相当の特典が付与される「ファインホテル&リゾート」 ・最大1億円の海外旅行保険 ・対象の予約困難な人気店の予約 ・ホテル・メンバーシップ特典(ヒルトン・オナーズ ゴールド会員 Marriott Bonvoy ゴールドエリート会員、Radisson Rewards Gold会員) ・年間4万円まで対象のレストランでキャッシュバック ・対象レストランが2名以上利用時に1名分無料 HuluやDaznなどのサブスクを年間12,000円キャッシュバック ・年間3万円まで対象のショッピングをキャッシュバック ・24時間365日コンシェルジュサービス ・海外旅行の出発・帰国時にスーツケース1個を無料配送 ・空港クロークサービス(手荷物やコートを無料で預けられる) ・年間最高500万円までのショッピング・プロテクション ・スマートフォンの破損 ・盗難を年間最大5万円まで補償 ・オーバーシーズ・アシスト(海外での日本語サポートサービス) |
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード(アメックスゴールドプリファード)

金属製の券面が目を引くアメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード(以下:アメックスゴールドプリファードカード)はプライオリティパスラウンジの利用に2回の回数制限があります。
家族カードが2枚まで無料なので、「夫婦+18歳以上の子供」の3名体制なら、全員で年2回プライオリティパスラウンジに入れます。
ただし、同伴者は1回目の利用から35米ドルが都度発生し、空港レストラン・リフレッシュ施設の利用は不可です。

プライオリティパス目的での入会はあまりメリットがないですが、年間200万円のカード利用で対象の国内高級ホテルの宿泊が無料になるフリーステイギフト特典や、10,000円分のトラベルギフト券のプレゼントなど更新時の特典が豊富です。
さらに、半年ごとに「ポケットコンシェルジュ」でのレストラン予約・決済で20%キャッシュバック(最大5,000円/回)。
「ラウンジはあくまでオマケ。メインは国内旅行と外食」というライフスタイルの家族には、プラチナカードよりもフィットします。

2025年12月現在、新規入会キャンペーンも実施しており、最大6.5万ポイントが付与されます。
6.5万ポイント獲得できれば、年会費をポイントに充当することができるため、1年目は実質無料でアメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードを発行できることになります。
キャンペーンの概要は下記の通りです。
- ご入会後3ヶ月以内に合計50万円のカードご利用で20,000ポイント付与
- ご入会後6ヶ月以内に合計150万円のカードご利用で30,000ポイント付与
- 合計150万円のカード決済で15,000ポイント付与
- 合計:65,000ポイント付与
| カード基本情報 | |
| カード名 | アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード |
| ブランド | American Express® |
| 年会費 | 39,600円(税込) |
| 家族カード | 2枚目まで無料 ※18歳以上の社員、または本会員と生計をともにする18歳以上の家族が対象。 |
| 入会条件 | 20歳以上の安定収入のある人 ※個人事業主・経営者をはじめ、安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な人(学生、未成年を除く) |
| プライオリティパスラウンジ | ・本会員+家族カード会員が年に2回までプライオリティパス無料 ・空港レストラン・リフレッシュ施設利用不可 ・3回目以降は35米ドル ・同伴者1名につき35米ドル |
| 国内カードラウンジ | 本会員+同伴者が無料 |
| マイル還元率 | ・ANAマイル還元率1.0% ・JALマイル還元率0.4% |
| 特徴 | ・カードの券面がメタル製 ・対象レストランが2名以上利用時に1名分無料 ・年間200万円決済で更新時にフリーステイギフト特典 ・更新時アメックストラベルギフト1万円分付与 ・最高1億円の海外旅行保険 ・高級ホテルの優待特典サービス ・スタバカードへのオンライン入金で20%キャッシュバック(年間5,000円まで) ・年間1万円まで対象のレストランでキャッシュバック ・海外旅行の出発 ・帰国時にスーツケース1個を無料配送 ・空港クロークサービス(手荷物やコートを無料で預けられる) ・年間最高500万円までのショッピング・プロテクション ・スマートフォンの破損 ・盗難を年間最大3万円まで補償 ・オーバーシーズ・アシスト(海外での日本語サポートサービス) |
ラグジュアリーカード(チタン)

ラグジュアリーチタンは、「初めてのプレミアムカード」としても選ばれやすい、コストと特典のバランスが優れたカードです。
ラグジュアリーカードには、プライオリティパスの最上位ランクである「プレステージ会員」が無料で付帯されています。
ラグジュアリーカードには、チタン、ブラック、ゴールドの3種類のカードがありますが、付帯されるプライオリティパスに差はなく、どのカードでもプレステージ会員の資格を利用できます。
そのため、プライオリティパス目的であれば最も年会費の安いチタンカード(55,000円)がお得です。
ラグジュアリーカードのプライオリティパスでは、空港ラウンジだけでなく、空港内のレストランやリフレッシュ施設も利用可能です。
一般的なクレジットカード付帯のプライオリティパスではこれらのサービスが対象外となることが多い中、多くのカード会社がレストラン特典を利用不可としている現状において、ラグジュアリーカードには優位性があります。
また、デジタル会員証が即時発行されるため、申し込み後すぐに利用を開始できます。
旅行や出張が迫っている場合でも、カードの到着を待たずに空港ラウンジを活用できる点は大きなメリットです。
さらに、厳選レストランでのダイニング優待も受けられます。

ダイニング特典も充実しており、例えば「ラグジュアリーダイニング by LC」では、ラグジュアリーカードがセレクトしたレストランの所定コース予約時に、最大6名予約で3名分無料にすることができます。
予約もコンシェルジュに連絡するだけでOK。
特別な日のお店選びにも重宝します。
ほかにも全国250以上の対象店舗にて2名以上の予約で1名分が無料になるサービスも人気です。
家族や恋人と一緒に特別な時間を過ごしたい人にもおすすめのカードです。
| カード基本情報 | |
| カード名 | ラグジュアリーカードチタン |
| ブランド | Mastercard |
| 年会費 | 55,000円(税込) |
| 家族カード | 16,500円(税込) 初年度年会費無料 ※18歳以上の社員、または本会員と生計をともにする18歳以上の家族が対象。 |
| 入会条件 | 20歳以上の安定収入のある人 ※個人事業主・経営者をはじめ、安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な人(学生、未成年を除く) |
| プライオリティパスラウンジ | ・プライオリティパスのプレステージ会員無料付帯 ・家族カードもプライオリティパスのプレステージ会員無料付帯 ・空港レストラン・リフレッシュ施設利用可能 ・同伴者1名につき35米ドル |
| 国内カードラウンジ | 本会員+同伴者が無料 |
| マイル還元率 | ・ANAマイル還元率0.6% ・JALマイル還元率0.6% |
| 特徴 | ・国立美術館の鑑賞が無料 ・毎月TOHOシネマズ等で利用できる映画券1枚付与 ・対象レストランが2名以上利用時に1名分無料 ・ラグジュアリーカードラウンジ ・ラウンジアワー ・HoteLuxのElite Plus特典付帯 ・最高1.2億円の海外旅行保険 ・高級ホテルの優待特典サービス ・対象の予約困難な人気店の予約 ・対象店のコース料理のアップグレード ・24時間365日対応のコンシェルジュサービス ・国際線手荷物無料宅配(出発や帰国時の荷物をカード1枚につき最大3個まで無料宅配) ・各種ホテルステータスマッチ(プリファード ホテルズ & リゾーツ「タイタニウム」、スモール・ラグジュアリー・ホテルズ「Club 02」、東急ホテルズ「プラチナ」、MSCクルーズ「Classic」) ・ハワイアン航空のエリート会員ステータス ・ランボルギーニやフェラーリなどスーパーカーシェアリングを大幅割引 ・会員制サウナの入会金5万円が不要 |
三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード

三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カードは、夫婦・家族旅行においてコストパフォーマンスに優れた1枚です。
カードを発行することで、年会費22,000円(税込)で夫婦2名分のプレステージ会員資格が手に入ります。
通常、プライオリティパスのプレステージ会員になるには1人あたり469米ドル(約73,000円)が必要です。
夫婦2人なら約14万円の出費となりますが、このカードならわずか22,000円。
約12万円の差額が生まれる計算です。
ただし、空港レストランやリフレッシュ施設の利用は対象外です。
一方でマイル還元率については、基本還元率が約0.5%程度と、マイル特化型カード(1.0%超)には及びません。
さらに、貯まったポイントをマイル移行するためには、年間移行手数料6,600円(税込)、マイレージプログラム参加手数料年3,300円(税込)が年会費に加えて必要です。

2025年12月現在、新規入会キャンペーンを実施中です。
入会とカードの利用で※最大15,000円相当の特典が付与されます。
※1ポイント5円相当の商品に交換した場合
※特典には条件があります。
| カード基本情報 | |
| カード名 | 三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード |
| ブランド | American Express® |
| 年会費 | 22,000円(税込) |
| 家族カード | 1名様無料 その後、1人につき3,300円(税込) ※本会員の配偶者、ご両親、18歳以上の子供が対象 |
| 入会条件 | 20歳以上の安定収入のある人 ※個人事業主・経営者をはじめ、安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な人(学生、未成年を除く) |
| プライオリティパスラウンジ | ・本会員+家族カード会員にプライオリティパスのプレステージ会員付帯 ・空港レストラン・リフレッシュ施設の利用不可 ・同伴者1名につき35米ドル |
| 国内カードラウンジ | 本会員+同伴者が無料 |
| マイル還元率 | ・JALマイル還元率最大1.4% |
| 特徴 | ・セブン‐イレブンや松屋などの対象店舗で最大20%ポイント還元 ・月間利用額3万円以上10万円未満で基本ポイントの20%分が上乗せ、10万円以上で50%分が加算 ・名門ゴルフ場予約代行サービス ・ショッピング保険(購入日より90日間、年間最高300万円まで補償) ・対象レストランにて2名以上利用時に1名分無料 ・最高1億円の海外旅行傷害保険 ・三菱UFJ銀行ATM手数料優遇 ・高級ホテルの優待特典サービス ・24時間365日対応のコンシェルジュサービス ・三菱UFJ eスマート証券での投資信託の積立決済に利用すると、1.0%のポイント還元 |
日本国内のプライオリティパス施設

日本国内にあるプライオリティパス施設は以下の通りです。
日本国内のプライオリティパス施設の傾向として、空港レストラン・リフレッシュ施設が充実しています。
空港レストラン・リフレッシュ施設は各空港の一般エリアにあることが多く、国内線・国際線利用者問わずに利用できるのが特徴です。
| 国内空港 | 利用できる施設 |
| 新千歳国際空港 | ・Cafe Sky Library(空港ラウンジ) |
| 成田国際空港 | ・IASS Executive Lounge(空港ラウンジ) ・I.A.S.S Superior Lounge -NOA-(空港ラウンジ) ・I.A.S.S Superior Lounge -KoCoo-(空港ラウンジ) ・ナインアワーズ(仮眠施設) ・鉄板焼 道頓堀 くり田(空港レストラン) ・肉料理 やきすき やんま(空港レストラン) ・Japanese Grill & Craft Beer | TATSU(空港レストラン) |
| 羽田国際空港(国際線) | ・TIAT LOUNGE(空港ラウンジ) ・Sky Lounge South(空港ラウンジ) ・POWER LOUNGE PREMIUM(空港ラウンジ) |
| 羽田エアポートガーデン | ・All Day Dining Grande Aile(空港レストラン) ・Body Care LUCK(リフレッシュ施設) |
| 羽田国際空港(国内線) | ・Foot Bath Cafe & Body Care LUCK(リフレッシュ施設) |
| 関西国際空港 | ・カードメンバーズラウンジ 「アネックス六甲」(空港ラウンジ) ・カードメンバーズラウンジ 「金剛」(空港ラウンジ) ・カードメンバーズラウンジ 「六甲」(空港ラウンジ) ・ぼてぢゅう(空港レストラン) ・カフェラウンジ「NODOKA」(空港ラウンジ) ・Japan Traveling Restaurant by BOTEJYU(空港レストラン) |
| 大阪国際空港 (伊丹空港) | ・大阪エアポートワイナリー(空港レストラン) |
| 中部国際空港 | ・KALラウンジ(空港ラウンジ) ・プラザ・プレミアム・ラウンジ(空港ラウンジ) ・ザ・コーラル・ファイネスト・ビジネスクラス・ラウンジ蔦(空港ラウンジ) ・ぼてぢゅう(空港レストラン) ・くつろぎ処(リフレッシュ施設) ・海膳空膳(空港レストラン) ・The Pike Brewing Restaurant & Craft Beer Bar(空港レストラン) |
| 福岡国際空港 | ・KALラウンジ(空港ラウンジ) ・ラウンジ福岡(空港ラウンジ) |
| 鹿児島国際空港 | ・Foot Bath Cafe & Body Care LUCK(リフレッシュ施設) |
※情報は2025年12月時点のものです。
プライオリティパスラウンジを同伴者・家族で利用する際の注意点

最後にプライオリティパスラウンジを同伴者・家族で利用する場合の注意点について見ていきます。
レストラン特典が対象外
プライオリティパスには「空港ラウンジ利用」に加え、「空港内レストラン(ぼてぢゅう等)利用」の特典がありますが、2025年現在、制度改定によりレストラン特典を利用不可、または大幅な制限付きとするカード会社が増加しています。
そのため、日本国内で無条件に利用できるカードは希少です。
レストラン特典の利用を検討する際は、各カードの最新情報を確認する必要があります。
受付端末での「人数確認」ミス
ラウンジの受付スタッフも人間ですので、入力ミスをすることがあります。
電子サインをする前に、必ず手元の端末画面にある「Guest(同伴者数)」という数字をチェックしてください。
■ 正しい数字のルール
この「Guest」は、あなた以外の人数のことです。
自分1人の場合 → 「0」 (これで正解!)
妻と2人の場合 →「1」 (同伴者が1名という意味)
「同伴者1名無料」のカードを使って妻と2人で入る場合、画面表示は「1」になることもあれば、ラウンジ側の操作で最初から「0」にしてくれることもあります。
どちらにせよ、「実際の同伴者数(この場合は1名)」以上の数字になっていなければOKです。
自分1人なのに「1」、妻と2人なのに「2」と表示されていたら、架空請求されてしまいます。
サインをする前に、必ず「Only me!(私だけです)」や「Guest is one!(同伴者は1人です)」と訂正を求めてください。
デジタル会員証と物理カードの「両持ち」推奨
最近はアプリのQRコード(デジタル会員証)で入室できるラウンジが9割以上ですが、一部のシステムが古いラウンジや、通信障害時には「物理カード(プラスチックの黒いカード)」の提示を求められることがあります。
「アプリがあるからカードは家に置いてきた」というのはリスクが高いです。
家族全員分の物理カードも、パスポートと一緒にケースに入れて持参しましょう。
混雑時の「入場制限」という現実
年末年始、GW、夏休みのお盆など、空港が特に混み合う時期は、「ただいまプライオリティ・パスのお客様は入場制限中です」と、ラウンジの受付で断られてしまうことが実際にあります。
これは、航空会社のビジネスクラスなど正規料金で利用するお客さまの席を優先的に確保するためであり、制度上は仕方のないことではありますが、家族連れでラウンジ前に立ち尽くす…なんてことになると、子どもがぐずってしまったり、場の空気が気まずくなったりとせっかくの楽しい旅行も楽しさが半減してしまいますよね。
そこで、対策としておすすめなのはこの2つです
できるだけ早めに空港へ行くこと。
「もし入れなかったら、あのカフェでパンケーキを食べよう」など、あらかじめ“プランB”を決めておくこと。
こうした心づもりがあるだけで、万が一入れなかったときのストレスはかなり減らせます。
プライオリティパスラウンジを利用する際のQ&A

ここからは、プライオリティ・パスを使うときに「これってどうなるの?」と迷いやすいポイントを、ひとつずつ丁寧に深掘りしていきます。
Q. プライオリティパスラウンジを利用する際の年齢制限はありますか?
A. 入室自体に厳格な年齢制限はありませんが、国や施設の「飲酒ルール」に左右されます。
基本的にプライオリティパスは、0歳の赤ちゃんからお年寄りまで利用可能です。
「子供お断り」というラウンジは極めて稀です。
ただし、以下の点には注意が必要です。
- アメリカなどの飲酒年齢(21歳以上)
アメリカのラウンジでは、バーカウンターエリアへの立ち入りが厳しく制限されていることがあります。21歳未満の子供や学生がアルコールエリアに近づくと、スタッフに注意されることがあります。 - 保護者同伴のルール
「18歳未満の単独利用」を禁止しているラウンジがあります。例えば、17歳の高校生が家族カードとプライオリティパスを持って一人旅をする場合、ラウンジによっては入室を断られる可能性があります。 - ドレスコード(服装規定)
年齢とは異なりますが、あまりにラフな格好(水着、泥だらけの靴、露出の激しい服など)はNGとされる場合があります。子供のサンダル程度なら問題ありませんが、スマートカジュアルを意識しておくと安心です。
Q. 小さい子供のプライオリティパスラウンジ利用は無料ですか?
A. 「各ラウンジにより異なります」です。
プライオリティパスに「子供料金」という共通ルールはありません。
あるのは、ラウンジ会員(大人)+同伴者(有料 or 無料) の二択。
そして「同伴者=子供」のときに、ラウンジがどの年齢まで“無料”とするかはそれぞれ異なります。
例えば、あるラウンジでは「2歳未満は無料」、別のところでは「6歳未満」や「12歳未満」まで無料、というラウンジごとの決まりがあるのが一般的です。
実際、ある空港ラウンジでは「Children under 2 years are admitted free(2歳未満無料)」と明記されていたり、別のラウンジでは「under 12 years(12歳未満無料)」としていたりするのです。
そのため、出発前には必ずプライオリティパス公式アプリやウェブサイトで利用予定のラウンジの「利用条件(Conditions/Children policy)」をチェックしておきましょう。
もし、お子さんの年齢が“無料対象外”で、かつあなたのカードが“同伴者有料”タイプなら、1人につき3,000円〜5,000円ほどの追加料金がかかる可能性もあります。
旅先で「せっかく楽しみにしてたのに…」とならないよう、ラウンジごとの年齢制限と料金を事前にプライオリティパス公式サイトで確認しておくのが、安全でスマートな選択です。
Q. 「家族カード」を持っていれば、本会員がいなくても単独でラウンジを使えますか?
A. はい、使えます。ただし「家族用のプライオリティパスが発行されている場合」に限ります。
これが、家族カードを作る最大のメリットのひとつです。
家族カード会員に専用のプライオリティパスが発行されていれば、本会員(夫など)が一緒にいなくても、妻や子どもだけで海外旅行に行く場合でも、単独でラウンジを利用できます。
例えば、三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カードやアメックス・プラチナ・カード のように、「家族カードにもプライオリティパスが発行されるタイプのカード」であれば、家族だけでの単独利用も問題ありません。
Q. 高校生(18歳)の子供に家族カードを作って、PPを持たせることはできますか?
A. 原則としては「できません」。ただし、ごく一部に例外が認められるケースもあります。
多くのクレジットカード会社では、家族カードの発行条件を「18歳以上(ただし高校生は除く)」としているため、たとえ18歳に達していても、高校在学中は家族カードを作れないのが一般的です。
そのため、自治的にプライオリティ・パスを持たせることも、原則としてできません。
ただし、例外的なケースもあります。
アメリカン・エキスプレス のプロパーカードでは、海外留学や長期の単独渡航など、明確な理由がある場合に限り、電話相談と個別審査を経て、例外的に家族カードを発行してもらえるケースが実際にあります。
これは「誰でも通る制度」ではなく、事前の電話相談、利用目的の説明社内審査が必要になる、あくまで“例外対応”です。
そのため、もし「子どもが単独で海外留学に行き、空港ラウンジも使わせたい」と考えている場合は、
・アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
・アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード
といった家族カードにプライオリティ・パスが発行できるカードについて、事前にコールセンターへ相談してみる価値はあります。
Q. 「同伴者」は家族じゃないとダメですか? 友人は対象になりますか?
A. 友人も、恋人も、会社の同僚も「同伴者」として利用可能です。
プライオリティパスの規定における「同伴者(Guest)」には、法的な家族関係の有無は問われません。
当日、ラウンジの受付に一緒に並んだ人が同伴者としてカウントされます。
アメックスプラチナ(同伴者1名無料)を持っている場合、行きの便では「友人のA君」を無料で招待し、帰りの便では現地で合流した「友人のB君」を招待する、といった使い方も可能です。
「特定の誰か」を登録する必要はありません。
家族や同伴者とプライオリティパスラウンジをお得に楽しんで!
今回は家族や同伴者とプライオリティパスをお得に利用できるクレジットカードをご紹介しました。
今回ご紹介したカードの中でも維持費を抑えたい場合は、apollostation THE PLATINUMが最適です。
家族カード年会費3,300円で年30回のラウンジ利用が可能という業界最安水準のコストパフォーマンスに加え、ガソリン割引特典も付帯しているため、家計の負担を軽減しながらプレミアムなサービスを享受できます。
ぜひプライオリティパス付きのクレジットカードを発行してワンランク上の旅行を楽しんでください。

